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№19 ジェームスとパウル・クレー

パット・メセニー・グループの「ついておいで」という曲がある。 原題は、Aer You Going With Me? この曲と共に、いったいどれだけの眠れない夜を越えてきたか数え切れない。 昂ぶった気持ちを落ち着かせるためであったり、痛みを耐...
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№18 バリアフリーと命日

高校の修学旅行でカナダまで行っていた長女が、予定通りに夜の十時過ぎ、地元の駅までたどり着くという。 私が、車で迎えに出る約束となっていた。 早めに出て、閑散とした夜の立体駐車場の一階に車を停めて、そこでそのまま長女を待つことにした。 私にと...
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№17 「テルーの唄」と修学旅行

その日私は、部下の運転する車で、朝から、県内のいくつかの市町村を回り、打ち合わせをこなすというような仕事をしていた。 ようやく最後の訪問地であるM市を後にし、帰途に付いた頃には夕方になっていた。 沿岸部のM市は、大きな川の河口沿いに広がった...
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№16 株式投資と高齢社会

数年前、父が亡くなった後、いくばくかの株を相続した。 何も知識が無く、ゼロからのスタート。 勉強しながら何とか手続きを進めた。 勘所を聞こうと、長く父の元へ通っていたらしい、大手証券会社の女性営業員に電話で話を聞いたことがあった。 父が何か...
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№15 新聞とテレビCM

正月の大手新聞社のテレビコマーシャルに、こんなものがあった。 振り向いた少女にコメントが重なる。 「信じてもいいですか。○○新聞」 ちょっとびっくりした。 実は信じてはいけないことが幾分かでも混じっていたのだろうか。 少なくとも建前としては...
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№14 立花隆と実存主義

珍しく平日に休みが取れた。 年末の用足しの途中、以前から気になっていた自宅近くの公民館に寄ってみた。 その建物の中には市役所の出張所や、会議室などの他に、小さな図書室が併設されている。 早期退職に向けて、少しずつ、あれこれと準備している私に...
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№13 男女共同と男性問題

男女共同参画とほぼ同じような意味合いで「女性問題」という表現も使われる。 近い将来、逆に「男性問題」という言葉が大きく取り上げられる時代が来るのでは無いかと密かに案じている。 先日、大学三年生となり、就職活動を控える次男が、こんなことを言っ...
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№12 メールの宛先

部下から受けたメールにどこか違和感があった。 複数の人に対して、何か問い合わせをしている内容。 しばらくして、違和感の正体が、本文に「○○様」という宛名を付けなかったことによるものであることに気付いた。 システム上の宛先欄に表示されるから、...
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№11 父からの手紙とブログ

以前から気になっていた「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」を読んだ。 中に、職場への朝の遅刻は厳禁とのアドバイスがあった。 信頼関係を損なうものだから。 ビジネスの世界、仕事の世界は、国が違っても共通してくるようだ。 私の部下にも始...
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№10 注射記念日

長年通ってきた近所の小児科に、久しぶりに子供達三人を連れていった。 やり残した予防接種を受けさせるためである。 長男と次男は二十歳を超えている。 一番下といっても長女も既に高校生。 私も含め、今では少々場違いな一団となってしまった。 その小...